不眠症のチェック方法、改善や対策方法、原因、種類、予防方法など、基本的な事をご紹介します。働く女性必見です!

不眠症とは

不眠症とは

近年、女性を中心に多くの人が悩まされている不眠症。日本では約5人に1人という割合で悩んでいる人がいる不眠症ですが、皆さんはそもそも不眠症という症状がどんなものか、詳しくご存知でしょうか。何らかの原因によって夜、眠れなくなってしまう症状として認識している人が圧倒的に多いと思いますが、不眠症には定義が存在しています。

そもそも不眠症というのは必要に応じて入眠や眠り続けることができなくなってしまう睡眠障害のことです。不眠症の定義は「十分な睡眠が得られない状態が週に2回以上あり、少なくとも1ヶ月以上持続する状態」と定められており、当てはまった場合は不眠症の疑いがあるため、対策を講じる必要があるのです。

不眠症のチェック

不眠症は放置していると日常生活にも支障をきたすようになるため、不眠症かもしれないと思ったときは不眠症のチェックをする必要があります。普段の自分の睡眠で不眠症の症状に当てはまるものがあるかどうか、チェックすることで不眠症のチェックを行うことができます。

眠るまでに30分以上かかる、眠っても2回以上目が覚めてなかなか寝付けない、普段より2時間以上早く目が覚めて以降眠れなくなる、ぐっすり眠った感じがしないという4つの項目のどれかに当てはまり、それが1ヶ月以上続いている場合は不眠症の疑いがあります。もし、これらの項目に当てはまったという女性は、不眠症である可能性が高いので、何らかの対策を講じましょう。

睡眠の質を上げるメリット

不眠症の対策にはさまざまなものがありますが、その中の一つとして紹介されることが多いのが睡眠の質を上げることです。睡眠の質は不眠症に悩んでいる人の間でも、そうでない人の間でも、重要視されることが多いポイントです。快適な睡眠を得るためにも無視できないポイントでもある睡眠の質ですが、睡眠の質を上げるとどのようなメリットがあるのか、詳しく知らない女性の方もいるのではないでしょうか。

睡眠の質を向上させることで得られるメリットはさまざまなものがあります。まず、朝にすっきり目覚めることができるようになりますし、頭がしっかり働いて集中力も途切れにくくなります。他にも昼食後の眠気に襲われにくくなり、日中に眠気を感じにくくなります。

また、質の高い睡眠を得ると成長ホルモンが分泌されるため、多くの女性の悩みである肌荒れが改善します。このように、睡眠の質を上げることには様々なメリットがあります。

不眠症の改善方法

不眠症は女性の身体に様々な悪影響を与えるため、不眠症であることが発覚したときは速やかに改善しなくてはなりません。不眠症の改善方法は大きく分けて二つあり、薬物療法と非薬物療法の二つになります。そのため、より自分が安心して実践できる方法を選ぶことができます。二つの方法のうち、自分に向いていると感じる方法で不眠症の対策をしましょう。

薬物療法

不眠症になったときの対策として、紹介されることが多いのが薬物療法です。不眠症の改善といえば、真っ先にこの方法を思い浮かべる女性も多いのではないでしょうか。薬物療法はその名のとおり、医薬品を使って不眠症を改善する方法で、睡眠薬(睡眠導入剤)を使って不眠症を改善していくことになります。

この方法で使われる睡眠薬という薬は、不眠症や睡眠が必要な状態のときに使われる医薬品のことです。眠るときの緊張や不安を取り除くことで寝付きを良くすることができ、眠剤や催眠薬といった呼ばれ方をされる場合もあります。一口に睡眠薬といっても様々な種類があり、不眠症の症状に合わせて使われる睡眠薬も変化します。

薬物療法では、しばらく睡眠薬の服用を続けて快適な睡眠を得られるようにし、症状がよくなってきたら次第に睡眠薬の量を減らしていきます。いきなりたくさんの量を減らしたり、自分自身の判断で急に服用を中断してしまったりすると、反対に症状が悪化してしまう場合もあるので、減量はゆっくりと行なっていきます。

最終的に睡眠薬を服用しなくても眠れる状態にするのが薬物療法の目的になります。女性の中には睡眠薬は癖になる、依存性があると心配している人もいるかもしれませんが、薬物療法で使う睡眠薬は安全に使えるものばかりです。依存性も少なく、害を与えることもないので、安心して睡眠薬を服用し、不眠症を改善しましょう。

睡眠薬には非常に多くの種類がありますが、ルネスタソナタロゼレムドリエルなどが人気になっています。これらは通販を利用すれば簡単に購入する事ができます。

非薬物療法

不眠症を改善したいけど、どうしても睡眠薬に不安を感じてしまう場合にオススメしたい改善法は、非薬物療法です。非薬物療法はその名のとおり、睡眠薬を使わずに不眠症を改善する方法のため、薬物療法はできるだけ避けたいと考えている女性はこちらの方法で対策しましょう。非薬物療法にも様々な方法がありますが、多くの女性が気軽に使えるのが睡眠サプリメントです。

睡眠サプリメントという名前からなんとなく想像できる女性も多いと思いますが、このサプリメントは快適な睡眠をサポートする目的で作られたサプリメントです。睡眠の質を高めてくれる効果があり、リラックス効果やストレスの緩和、体内時計や睡眠リズムの調整といった作用がある成分が配合されていることがほとんどです。

医薬品のように副作用などの心配もなく、使用されている成分も天然成分ばかりなので、安心して服用できるのが睡眠サプリメントの魅力です。ですが、睡眠サプリメントはあくまでも快適な睡眠をサポートするものなので、医薬品のような強い効果はないので、その点には注意が必要です。また、睡眠サプリメントの中には一部の薬の効果を弱めてしまうものもあるので、既に何らかの医薬品を服用している状態で睡眠サプリメントを使う場合は、薬との相性を調べてから使用しましょう。

不眠症の症状・種類

一口に不眠症といっても種類が存在しており、具体的な症状はその種類によって異なります。そのため、不眠症を改善したいと思ったときは、まずは自分が悩んでいる不眠症がどの種類に当てはまるのかを知る必要があります。不眠症の種類は入眠障害、中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害の4つに分けることができます。

入眠障害は眠ろうとしても上手く眠ることができず、30分から1時間以上、眠りにつけないという症状になります。一度眠っても夜中に何度も目が覚めるのは中途覚醒、起きる予定の2時間以上前に目が覚めて眠れなくなるのは早朝覚醒の症状になります。

最後の熟眠障害は眠りが浅く、睡眠時間のわりに熟睡した感じが得られないという症状になります。自分が悩んでいる不眠症がどのようなタイプかはっきりしたら、その症状に合った方法で不眠症の対策をしていきましょう。

不眠症の原因

厄介な不眠症の症状ですが、そもそも不眠症はどのような原因で引き起こされるのでしょうか。不眠症の原因は全部で5つ存在しており、それぞれをアルファベットに置き換えた時に「P」が頭文字となるため、5つのPといわれることもあります。

もっとも多いのがストレスや緊張、うつ病などですが、他にも身体の病気や生活リズムの乱れ、薬や薬物なども不眠症の原因に含まれています。他にも、睡眠時の環境も不眠症と関係しており、環境によっては不眠症が引き起こされてしまう場合もあるのです。

また、別の睡眠障害が不眠症の原因になっている場合もあります。このパターンの場合、睡眠時無呼吸症候群や概日リズム睡眠障害、レストレスレッグス症候群が不眠症の原因になります。不眠症の対策をするのももちろん大切ですが、これらの原因が残ったままでは効果的に不眠症を改善できなくなってしまうため、これらの原因を取り除くのも大切です。

不眠症の予防・悪化防止方法

不眠症の対策だけでなく、予防法なども知っておきたいと考えている女性は多いと思います。対策だけでなく、予防や悪化を防止するための方法も知っておけば、普段から不眠症にならないように気をつけることができますよね。不眠症を予防するには、まずは不眠症の要因を取り除くことが何よりも大切になってきます。

また、毎日の生活リズムを整えるのも大切で、起きたときは朝の光を浴びて栄養バランスのとれた食事を1日3回、同じ時間にとるように心掛け、適度な運動を生活の中に取り入れていくのも重要です。なかなか眠れないと、眠らなければと焦ってしまいますが、こういった焦りは逆に頭が冴えてしまうので不眠症を悪化させてしまいます。

不眠症を悪化させないためにも、就寝時間にこだわらず眠くなってから眠り、起床時間を一定に保つようにしましょう。また、昼寝のしすぎもよくないので、昼寝をするときは20分から30分以内にとどるのがオススメです。

睡眠負債に注意

最近、よく耳にするようになった言葉として睡眠負債というものがありますよね。テレビで取り上げられることも多く、インターネットにも睡眠負債について様々な情報があるので、不眠症の対策を調べているときに目にしたことがある女性も多いのではないでしょうか。

睡眠負債はスタンフォード大学の研究者が提唱した言葉で、毎日の睡眠不足が積み重なり、心と身体に悪影響を与えるおそれがある状態のことです。この睡眠負債が積み重なっていくと、生活習慣病にかかる可能性が高くなっていきますし、脳へのダメージも大きいため生活や仕事の質が低下してしまいます。

また、うつ病やがん、認知症などの病気に繋がるおそれがあるともされているので、睡眠負債には注意が必要です。日本人のおよそ4割は睡眠時間が6時間未満といわれており、睡眠不足の状態にある人が多いので、不眠症に悩んでいる女性もそうでない女性も、睡眠負債に気をつけましょう。

寝酒の危険性(アルコールと睡眠薬)

不眠症の解消として寝酒を飲んでいる、または飲んだことがある女性は多いと思います。アルコールを摂取してから眠るとぐっすり眠れたような感覚がありますが、実際は危険性が高く、不眠症の対策として寝酒はあまりオススメできません。

眠りを誘うほどのアルコールはかなりの量ですし、毎日眠くなるまで大量のアルコールを摂取すると身体に耐性がついて量が増えていき、アルコール依存症を招きます。また、アルコールがないと眠れない不眠症になってしまう可能性も高く、中途覚醒や睡眠時無呼吸症候群を招いてしまうおそれもあります。寝酒でアルコールの力を借りて不眠症を解消しようとするよりも、睡眠薬を使ったほうが安全です。

不眠症は早めに改善を(まとめ)

不眠症は悪化すれば悪化するほど、身体にも心にも悪影響を及ぼします。また、不眠症という具体的な症状になっていなくても、睡眠負債も決して無視できないものなので、自分はまだ不眠症じゃないからと油断してはいけません。最近では隠れ不眠といって、不眠症状が現れているのにそれに気付いていない女性も増えてきています。

毎日の生活の質を下げないためにも、不眠症は早めに対策を講じ、早いうちに改善していくのが一番です。毎日の睡眠で少しでも違和感を感じた場合は不眠症である可能性を考えて、早めに対策をしていきましょう。