寝酒は非常に危険です。眠れないからお酒がやめられない方に、寝酒の簡単なやめ方、お酒を飲まずに眠る方法をご紹介します。

寝酒の危険性

寝酒の危険性

多くの人が不眠症の改善方法と認識している寝酒。確かにアルコールには寝入りばなの睡眠を深くする作用があるので、適度な量であれば良い恩恵を受けることができますが、だからといって寝酒をするのは危険です。

寝酒は大量のアルコールは身体にも負担をかけてしまいますし、依存症などの問題も引き起こしてしまいます。ですが、アルコールには反跳性作用も含まれており、深い眠りから浅い眠りに切り替わったあとに中途覚醒を招きやすくしてしまうのです。

その結果、不眠症や睡眠不足に繋がりやすくなってしまうため、寝酒は正しいやめ方でやめて、眠れないときはルネスタソナタなどの睡眠薬(睡眠導入剤)を使うのをオススメします。

お酒がやめられない場合は断酒補助薬(レグテクト)の利用も

健康のためにも、睡眠の面から見ても、寝酒はやめたほうがいい習慣だといえます。しかし、既に何度か寝酒をしたことがあると、正しい寝酒のやめ方を実践して寝酒をやめてしまうと、ちゃんと眠れるのか不安になってしまう人もいると思います。

また、中には寝酒をやめたくてもやめられない人たちもいるのではないでしょうか。どうしても寝酒をやめられない、自分の力でやめるのは難しいと感じる場合、断酒補助薬を使うという方法もあります。断酒補助薬はその名のとおり、お酒をやめやすくする効果がある医薬品です。自分の力では寝酒をやめられそうにないと感じた場合は、断酒補助薬を使いながら寝酒をやめましょう。

レグテクトとは

寝酒をやめたいときに力になってくれる断酒補助薬に、レグテクトがあります。レグテクトとは2013年に発売された断酒補助薬で、抗酒薬と呼ばれることもあります。安全性も高く、飲酒欲求を抑えることで寝酒をやめやすい状態へ導いてくれます。

抗酒薬にはレグテクト以外の種類もあるのですが、アルコールが体内で分解されないようにすることで少量のアルコールで不快感を覚えるようにし、飲酒をやめさせるという作用のものが中心でした。これに対し、レグテクトは中枢神経に作用することで飲酒欲求そのものを減らし、自然に近い形で断酒へ導いてくれます。

お酒を飲んでいると、中枢神経の抑制系神経が活性化していくのですが、このとき、バランスを保つために興奮系神経も同様に活性化されています。この働きによって抑制と興奮のバランスが取れているのですが、急にお酒を飲まなくなると興奮系神経の活性化だけが残ってしまい、脳内のバランスが崩れて飲酒欲求を引き起こしてしまいます。

レグテクトの作用は具体的に説明すると、興奮系神経の活性化を抑制することです。興奮系神経の活性化を治めることで脳内のバランスを崩れにくくし、飲酒欲求を起きにくくしてくれるのです。

二日酔いになってしまったらサプリもオススメ

寝酒は大量のアルコールを摂取することで、覚醒作用がある神経細胞の活動を抑制し、眠りにつくというものです。お酒を飲みすぎた翌日に現れる症状に二日酔いがありますが、寝酒をすることによって、次の日の朝に二日酔いの症状を感じる可能性もあります。

医薬品の中には、アルコールとの併用を禁止しているものも多く、二日酔いになった状態でレグテクトを服用するのは不安に感じてしまう人もいると思います。もし二日酔いになってしまったときは、サプリメントなどもオススメです。二日酔いを予防するサプリメントや肝機能改善に有効な成分「シリマリン」を配合しているサプリメントなどが数多く販売されています。二日酔いになりやすい方や、肝機能が心配な方はサプリメントも有効に活用してみましょう。

アルコールは睡眠薬よりも依存の危険が高い

アルコールよりも睡眠薬のほうが、依存性が高そうだし、副作用も危険そうだからという理由で睡眠薬を使わず、寝酒に頼ってしまっている人も中にはいると思います。日本では昔から睡眠薬といえば依存性と副作用がある危険な薬という印象がありますが、睡眠薬とアルコールでは、アルコールのほうが依存の危険性が高いといわれています。

現在、主流になっている睡眠薬の多くは依存性が少なく、アルコールより低いといわれています。アルコールにある依存性は睡眠薬より高いうえに、寝酒ではたくさんのアルコールを摂取するのでその危険性はさらに高まります。依存性の面から見ても、寝酒は正しいやめ方でやめるべきなのです。

お酒をやめられたけど眠れなくなってしまったら

レグテクトを使った方法は、寝酒のやめ方の中でもかなり簡単なものです。ですが、レグテクトで寝酒をやめることができたけど、眠れなくなってしまったという経験をしたことがある人も、もしかしたらいるかもしれませんね。眠れない状態になると気持ち的にも焦ってしまいますが、だからといってまた寝酒をしてしまうと、せっかくレグテクトを使って寝酒をやめた意味がなくなってしまいます。

寝酒をやめた結果、眠れなくなってしまったときは、寝付きを良くする効果がある飲み物を飲んでみるのも効果的な方法です。もっとも有名なのはホットミルクですが、ホットココアやハーブティーも安眠作用があるため、眠れないときに効果的です。ですが、ココアには少量ですがカフェインが含まれているので、飲むタイミングや量には注意しましょう。

もっとも手っ取り早く、確実な方法は睡眠薬を使うことですが、睡眠薬に対してどうしても不安になってしまう場合は安眠作用がある飲み物に頼ってみるのをオススメします。