不眠症について調べていると難しい単語が多くあります。それぞれの単語をわかり易くご紹介します。正しい知識で改善しましょう。

更新日 2018-06-25

不眠症に関する用語

ねこ

不眠症を効果的に改善するためにも、不眠症についてあれこれ調べていると、様々な言葉を目にしますよね。いわゆる不眠症に関する用語になりますが、用語解説がないとよくわからないという人も中にはいるのではないでしょうか。

こういった用語は、用語解説を見ないと正しく理解できないものも含まれています。不眠症についてスムーズに調べられるようにするためにも、不眠症と関わりが深い言葉を正しく理解するためにも、不眠症の用語について知っておきましょう。

不眠症

不眠症とは睡眠障害の一種です。どの年齢でも起きるという特徴があり、必要に応じて入眠や眠り続けることができなくなってしまい、それが持続することによって日常生活に支障をきたす症状です。

原発性と二次性、もしくは併存に分けることができ、医学的または精神医学的、環境的な原因がない場合は原発性の不眠症に分類されます。症状の改善のほうが重要視されますが、原因を特定してそれを取り除くことが非常に重要になってきます。

睡眠薬(睡眠導入剤)

睡眠薬(睡眠導入剤)は、不眠症の改善や睡眠が必要な状態のときに使われる医薬品です。主に眠るときに感じる緊張や不安を取り除き、寝付きを良くすることによって、眠りにつきやすくする作用があります。

様々な種類がありますが、化学構造によって5つの種類に分類することができます。副作用などが多い危険な薬というイメージを持っている人が多いですが、現在は睡眠薬の研究と開発も進んでおり、安全性が高いものばかりになっています。ですが、使用方法を間違えるとこの限りではなくなってしまうので、正しい用法用量を守って服用するのが重要になってきます。

睡眠薬は、病院の処方が必要ですが、最近は病院に行かなくても通販サイトで簡単に購入する事ができるようになっています。ルネスタソナタなどが人気になっています。

睡眠サプリメント

睡眠薬とよく似た意味を持つ用語として、睡眠サプリメントがあります。あまり聞いたことがないため、用語解説がない状態ではどのようなサプリメントなのか首を傾げてしまったことがある人もいるのではないでしょうか。

睡眠サプリメントは不眠症を改善するときに使われることがあるサプリメントで、睡眠薬のように即効性などはありません。しかし、継続して服用することによって安全に不眠症を改善できるという魅力があり、医薬品をできるだけ使いたくない人たちの間で人気を集めています。一口に睡眠サプリメントといっても、たくさんの種類があるため、自分に合っている睡眠サプリメントを選ぶのが重要です。睡眠サプリメントも、通販を利用すれば簡単に購入する事ができます。

寝酒

不眠症について調べているときに、目にする機会が多い用語が寝酒です。寝酒はなんとなく知っているけれど詳しくは知らないから、用語解説を見ておきたいと思ったことがある人もいると思います。

寝酒はアルコールにある抑制作用を利用して、寝る前に大量の飲酒をすることで眠りやすくするという方法です。日本では一般的になっている方法ですが、先進国ではそれほど一般的ではありません。また、不眠症に対する効果もなく、危険性が高い方法でもあるので、寝酒は避けるのが一番です。

睡眠負債

睡眠負債は、小さな睡眠不足が積み重なり、最終的に心や身体に大きな悪影響を与えてしまう恐れがある状態のことです。睡眠負債は最近になって、目にしたり耳にしたりする機会が増えてきた言葉ですが、あまり詳しくないから用語解説をしてほしいと思っている人もいるのではないでしょうか。

スタンフォード大学の研究者により提唱された言葉でもあり、睡眠不足が積み重なっていく様子を借金に例えています。いわゆる債務超過の状態に陥ると、日々の生活の質が低下するだけでなく、様々な重大な病気に繋がる可能性があるため、睡眠時間を増やすと共に質を上げて、早めに解消していく必要があります。

メラトニン

メラトニンは、脳の松果体と呼ばれる部分から分泌されるホルモンの一種です。体内時計に作用することによって覚醒と睡眠を切り替え、眠気を誘う働きをしています。こういった働きがあることから睡眠ホルモンとも呼ばれており、不眠症について調べていると目にする機会が多い言葉でもあります。

メラトニンは睡眠だけでなく、抗酸化作用などの働きもあるため、病気の予防や老化防止など、睡眠以外の部分でも役に立ってくれるホルモンです。不眠症になるとメラトニンの分泌量が低下してしまうので、分泌量を増やす必要があります。

セロトニン

精神の安定や、睡眠に深く関わっている神経伝達物質がセロトニンです。腸に約90%、血液中に約5%、脳に約5%あるといわれており、幸せホルモンとも呼ばれています。気分の安定や睡眠に影響を与えている物質でもあり、不安や恐怖感を抑えたり、精神を落ち着かせたり、痛みを和らげたりする作用があります。

不足してしまうとストレスの影響を受けやすくなったり、疲れやすくなってしまったり、思考がネガティブになってしまったりするので注意が必要です。また、セロトニンが不足することによってメラトニンが十分に作られなくなり、寝付きを悪くしてしまうので、不眠症になってしまったときはセロトニンにも注意しましょう。

トリプトファン

トリプトファンは牛乳から発見された必須アミノ酸の一種です。乳製品や大豆製品、ナッツ類など、様々な食べ物のタンパク質に多く含まれています。セロトニンが合成されるのに必要になる栄養素でもあり、腸から取り込まれたあとに血液の中を循環し、トリプトファン水酸化酵素という酵素を持った細胞によってセロトニンに合成されます。

セロトニンを作るためには欠かせない栄養素でもありますが、トリプトファンを過剰に摂取しすぎると発熱や痙攣などの症状が現れる可能性があるので、注意が必要です。

自律神経(交感神経・副交感神経)

不眠症に関する用語の中でも、見かけることがある自律神経。自律神経についてはなんとなく知っているから用語解説はいらないという人もいるかもしれませんが、自律神経とはどのような神経なのか、詳しくご存知でしょうか。

自律神経は、内臓の働きや身体の代謝、体温など、身体に備わっている機能をコントロールしている神経で、常に働き続けています。昼間や活動しているときに活発になる交感神経と、夜やリラックスしているときに活発になる副交感神経の二つがあります。副交感神経の働きが弱まり、自律神経のバランスが崩れると不眠症の症状を引き起こします。

体内時計

不眠症の用語解説で、おそらく多くの人が知りたいと思っているのが体内時計ではないでしょうか。体内時計は、生活リズムを作り出し、身体の健康を維持するための機能です。

脳にある中枢時計と全身の細胞にある末梢時計の二つがあり、体内時計の働きによって日中は心と身体が活動状態に切り替わり、夜になると休息状態に切り替わります。朝の光を浴びることでリセットされ、一定のリズムを刻みますが、体内時計が乱れると睡眠不足になって睡眠障害を引き起こしてしまいます。

女性ホルモン

不眠症の用語として、登場してくることもある女性ホルモン。女性ホルモンはよく耳にする言葉ですが、どのようなホルモンなのか正確に把握していないから用語解説を見ておきたいという人もいると思います。

女性ホルモンは生理や妊娠、出産はもちろん、女性の美しさなどに関わってくるホルモンです。卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンの二種類があり、一月の間に一定のリズムで卵巣から分泌されています。女性の不眠症と女性ホルモンは深い関係があり、女性ホルモンの分泌が低下してバランスが崩れると不眠症を引き起こす場合があります。

睡眠サイクル(レム睡眠とノンレム睡眠)

用語解説で知りたい不眠症の用語といえば、睡眠サイクルを整える方法もありますよね。睡眠サイクルは、睡眠中にノンレム睡眠とレム睡眠が交互に現れることで、が続きます。これを一つのサイクルとし、一晩の間に3回から5回繰り返します。

身体を休めるための眠りがレム睡眠、脳を休めるための眠りがノンレム睡眠というように違いがあり、最初のレム睡眠が現れるまでの時間は深い睡眠の量によって左右されます。また、加齢と共にレム睡眠とノンレム睡眠のサイクルは不安定になっていき、熟眠感を低下させてしまいます。